メールマーケティングにおけるA/Bテスト

公開日: : コラム

mail-35636_150これまで基本的にWEBサイトにおけるA/Bテストについて書いて来ましたが、A/BテストはWEBサイトだけに限ったものではなく、他の分野においても適用できます。例えば昨今流行りのソーシャルゲームなどは、実はユーザー毎に微妙に違う画面で様々なテストを行って、離脱率を下げたり課金率を上げる最適化をものすごいスピードで回しています。

さて、今回はメールマーケティングにおけるA/Bテストについてご紹介します。マーケティング施策の中で、メールマーケティングは今でも重要な施策の1つです。特にB2B商材・サービスを扱う企業などにおいてはまずリードを獲得してその後のメールマーケティングで成約に結びつけるというのは典型的なステップです。
そんなメールマーケティングにおいてもA/Bテストを行うことでより精度を上げることができます。

メールにおけるA/Bテストの方法

WEBの場合は基本的にアクセスしてきたユーザー全てをAかBのいずれかに振り分けるという方法を取りますが、メールの場合は1ユーザーに対して送るメールは1度きりなので、単にリストの半分ずつにAとBのメールを送るという手法では効率が悪くなってしまいます。そのためまずは全リストの中からテスト対象となる少数のグループ(全リストの数にもよりますが、目安としては20%程度でしょうか)を作り、そのグループ内でメールのA/Bテストを行います。その結果を基により成果の良かったメールを残りの大部分のリストに送ります。そうすることで、全ユーザーを対象とするのに比べてより成果の上がりやすい形でメールマーケティングが可能になります。

メールにおけるA/Bテストの要素

1.件名

メールにおいて最も重要な要素は「開封率」です。まずはメール自体が読まれなければ全く意味がありません。開封率を大きく左右するのはメールの件名です。メールの件名をA/Bテストし、より開封率の高いものを採用します。

2.送信者名

送信者名も意外と重要な要素になります。これは件名は同じにしてメールの「送信者名」だけを変えるテストです。広告的な要素を入れるのか(「激安◎◎の××社」とか)、単に社名だけなのか、あるいは担当者名を入れるのかなどのテストをし、これも開封率を基準にします。

3.内容

メールが開封されたら、次の目標としてはそこから如何に自社サイトにアクセスしてもらうか、ということが重要になります。これはメールの内容次第で変わってくるため、内容もA/Bテストを行い、クリック率の高いものを採用します。この内容に関してはWEBとは違って大幅に変えても良いでしょう。例えばAはテキストメール、BはHTMLメールといった仕様を変えてみたり、デザインを大幅に変えてみたりしてテストをします。

以上がメールにおけるA/Bテストになりますが、特に「内容」においては必ずしもクリック率が高ければ良い、というわけではないことに注意が必要です。リスティング広告とA/Bテストの記事のLPのテストにも通じるのですが、いくらメールのクリック率が高くてサイトに誘導できても、その後のCVRが低ければ意味がありません。メールの内容とLPもきちんと整合性を取り、一貫性を保てるようにしましょう。

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