A/Bテストを始める前にやるべき2つのこと

公開日: : 最終更新日:2014/08/06 コラム

A/Bテストをしよう」と意気込んでみたものの、始めようとするとどこから手をつけていいのか分からない、ということがあります。まずはA/Bテストをする前にやるべきことをまとめてみました。

1.ユーザーの不満を集める

サイトのユーザーは100%そのサイトのに満足しているということはまず考えづらく、何かしらの不満を持っています。そういった不満を解消することがコンバージョン率アップに大きく寄与します。そんな不満を集める手法にはいくつかのやり方があります。

リサーチをかける

特定のユーザーが、本来のサイトの目的を達成できずに離脱している場合、リサーチをかけてその理由を収集します。

特定の不満について更に深く掘り下げる

a.で収集した不満の中で、特にもう少し掘り下げて確認したい事項について、サイト内の特定のページでユーザーサーベイを取ります。Qualarooというツールが有用です。

ユーザーとのやり取りをひたすら読む

ユーザーとメールやチャットでやり取りをしていたら、その内容を徹底的に読み込みます。そのサイトの目的達成前にユーザーがどういうことを懸念していたのか、といった内容を特に重視します。

よく寄せられる質問を集める

カスタマーサポートチームなどがあれば、ユーザーからよく寄せられる質問をリストにしてもらいます。

2.ユーザーの行動を把握する

サイト内でユーザーがどういう行動を取っているかを把握することで、ボトルネックが見つかります。

アクセス解析を確認する

アクセス解析を見ていると、様々な問題点が浮かび上がってきます。直帰率が高い、平均ページ滞在時間が短い、コンバージョンファネルの流れの中で離脱が多い、などなど。コンバージョン率を下げていると思われる箇所をリストアップします。

ヒートマップ解析を確認する

アクセス解析を導入していても、ヒートマップ解析まで導入しているというサイトはまだ少ないかもしれません。まだ導入していないという場合はCLICKTALEという解析ツールがオススメです。ヒートマップやスクロールリーチなどの解析に加え、ユーザーのマウスの動きを録画してくれるところがこのツールのすごいところです。
これを確認することで、ユーザーがページのどこに注目しているのか、どこをよくクリックしているのか、どういった動きをしているのかががよく分かります。アクセス解析を見て問題点となっている箇所を重点的に確認することで、なぜボトルネックになっているのかの仮説を立てることができます。

ユーザビリティテストをする

アクセス解析やヒートマップ解析では、実際のユーザーがサイトを利用している状況までは詳細にわかりません。ユーザーがサイトをどのように使っているか、どこでつまづいているかなどを確認するには、実際に被験者にサイトを使ってもらってテストをすることが必要です。

これらの事前準備をすることで、ユーザーのことをきちんと理解し、問題点を的確に把握することができます。こうして挙がってきた問題点を解決するための仮説を立て、その解決策の効果検証をするために初めてA/Bテストをすることになります。まずは自社のユーザーをきちんと把握することから始めましょう。

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